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小高い丘の上に建つ守山の家はもともと竹林だった場所。
土地探しから始まり、色々探した中で見つけたこの敷地は
見晴らしが良く2階をリビングにすれば眺めの良い
素晴らしい景色が一望出来ると思いこの場所での計画が始まった。
敷地は奥に進むにつれ4〜5m下がる高低差があったため、
スキップフロアとしこの家の中には
沢山のレベルの居室が点在している。
一番低いレベルに居室1とWIC、
玄関と同じレベルに居室2と水廻り、
2階にあがる途中に居室3、
2階にLDK、そこから少し小上がりで和室、
さらにあがって読書スペース、
そこからはしごを登れば屋上にある小さなルーフテラスへ繋がる。
それぞれの居場所がレベルを介して
数珠つなぎのように繋がっていく。
そしてレベルが異なることで目に見えない距離が生まれ、
それぞれ個性豊かな居場所が出来ていく。
そんな楽しい暮らし方がこのご家族にはぴったりだった。
ちなみにこのお施主さんは左官職人さん、
自ら現場に入り外壁はそとん壁を、
室内の壁は漆喰、キッチンと床ではモールテックス、
全て自らコテを握り左官で仕上げていただいた。
そのお陰もあって、
とても質感に富んだ美しい住まいとなった。
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