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自分の原点

  • 建吾 安藤
  • 2024年10月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年11月7日



先日、事務所の照明をFLOSのFRISBIに新調しました。


というのも、それまで和紙の照明を使っていて、

荷物を搬入した際に和紙にぶつかって穴が空いてしまい。。。


事務所開設時から使っていたので愛着もあり気に入っていたのですが、

これを機に新しくすることに。


実はもう新しい照明は既に購入してあって、

どのタイミングで使おうかと数ヶ月前に購入したものの部屋の隅で眠っていました。

そんな中どういうことか、見えない力、いや私の念力?がそうさせたのでしょうか、

ものすごいタイミング。


この照明は大学時代、毎日通っていた研究室の大きなテーブルの上にあった照明で、

この明かりの下で先生の授業を聞いたり、友達と朝まで課題を徹夜でしたり、

研究室にはキッチンもあったので皆んなでご飯を作って食べたりと、

数え切れないくらいの大学時代の思い出がある照明。

あの毎日課題に追われて辛くも、初めて学ぶ建築に心が高鳴り

毎日がエネルギーに満ち溢れていた日々を思い返すだけで涙が。


当時20歳の私は初めてこの照明を見た時、この美しい佇まいに感動し、

それからずっと好きな照明でありました。

当時から20年以上経った今も同じような気持ちにさせてくれるデザイン、

やはり名作なのですね。


今こうして思い返してみると、自分の根本にある好きな家具や椅子、建築なんかも

大学の時に出会って感銘を受けたものが基盤になっているのだなあ、と改めて実感します。


そういえば結婚した時に両親が家電をお祝いで買ってあげるよと言ってくれましたが、

家電は一切要らないからとフランクロイドライトのタリアセン2を買ってもらい、

冷蔵庫は一人暮らしの時に使っていたボロボロのものを壊れるまでずっと使ってました。

このタリアセンも大学時代に衝撃を受けた照明の一つ。


今でもずっとお気に入りの照明です。


さて、このFRISBI照明にして早1ヶ月。


ペンダント照明は低めが好みなので、うんと低くテーブルから65㎝の高さに取り付けましたが

もう既に3回頭をぶつけています。


物を取る時に頭の位置にジャストヒットしてしまうので気を付けてはいるのですが、

見た目重視でこのままの高さでいくか、諦めて少し高さを上げるか、悩み中です。


2024.10.18 ando.Y

 
 
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