久しぶりに東区にある「喫茶ボンボン」へ。
我が家は祖父の代からケーキと言えばボンボンというくらい、
誕生日や敬老の日、何かお祝い事がある度に足繁く通っているのですが、
いつも持ち帰りばかりで最近久しく喫茶に行ってないなあと思い、近くに用事があったついでに
ふらっと一人立ち寄りました。
いつもはアメリカンケーキかサバラン、ロールケーキですが今日はモンブランでいこうと
心の中で決めていたので迷わずオーダー。
相変わらず色んな世代のお客さんで賑わっていて活気のある店内。
私の祖母も若い頃よく通っていて、主人の祖父もお気に入りの喫茶店だったという
名古屋人なら誰しも知っている名店なだけあります。
薄暗い店内は現代の明るいカフェとは逆行していて、それが妙にとても落ち着く。
そんな事を考えていたら、モンブランとコーヒーが登場。
はい。これこれ。安定した変わらない味。
特に見た目がシャレているわけでもなく、味もいわゆる昔ながらのtheモンブラン。
でもそこが良さでもあり、やはり味もシンプルで美味しいのです。
白砂糖がどうだとか、甘酒が体に良いとか、ハチミツが・・・とか
そんなことちょっと一旦置いといていいですか?という感じでペロッと食べてしまいました。
そしてアメリカンコーヒーがまた美味しい。
舌をやけどするくらい(実際やけどした)熱々で、味もさることながら温度が抜群。
温度は好みがあると思いますが、個人的には熱いコーヒーが好きなので嬉しい。
こんなにも温度で美味しさが変わるのか、と早速家に帰って真似してみました。
ドリップで淹れる時にいつもはカップもサーバーも熱湯で温めずそのまま淹れていたのですが、
今回はちゃんと温めて温度が下がらないように淹れてみたところ、雑味がなく美味い気がする。
気持ちの問題か?そう言われてみればそうかもしれないのですが、
このひと手間でこんなにも変わるのかあ、今までさぼっていたなあ、
とこれからは丁寧にと心に決めて、
まだまだ奥深いコーヒーの世界の探求は続きます。
2024.9.19 ando.Y