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はじまり

  • 建吾 安藤
  • 4月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月7日



4月に入り桜も咲き始めましたね、


寝起きそうそう、

娘達がエイプリルフールということで何個までバレずに嘘をつけるか

ということをどうやら企てていたらしく、

全く疑うことなく騙され続け7個目でようやく気づきました。


昨日海苔を食べようとしたら分厚い1cmの海苔が入っていた、とか

鳥取銘菓の白うさぎはハムスターと亀バージョンもあるんだよ、とか

snow man が解散するらしい、とかとか。


朝からくだらない嘘に騙され振り回されながら、

そうか今日から4月、学校も仕事も色々新しく始まるなー

さすがに雛人形片付けなきゃなーなんてことを思いながらの4月始まりでした。


さて、

昨日から築150年古民家のリノベーションの現場が始まりました。


解体に立会い、少しずつ露わになる柱や梁などの軸組を見ていると

家って生きてる?…と真面目に思えてきて、

魂が宿っている気さえしてきます。


今まで住み継いで暮らしてきたご先祖さんの魂が

染み付いているとでもいうのでしょうか、

何とも言えない新築では表現出来ようのない佇まいに見惚れてしまいます。


実際、囲炉裏や火鉢の煤(すす)で黒くなった梁は

塗装で同じように塗ろうと思っても再現出来ないわけで。


経年が作り出す美しさは特別なものがあります。


そして色々なお施主さんとご縁あって出会う中で、

今回ばかりはこの古民家の主にご縁あって出会うべくして出会ったような、

ヌシと言っても建物なんですけどね、

ご縁というのは色んな世界にあるのものなのだなと感じました。


これから、一筋縄ではいかないだろう現場に

ああだこうだしながら半年間取り組んでいきたいと思います。


余談ですが、解体していたら床下から四角い形をした囲いのようなものが2つ姿を現し、

一瞬現場は「ミイラとか入ってる?!」とヒヤリ。

ちょうど棺桶サイズのそれは、

昔小屋裏で蚕を飼っていた時に使用していた炭を入れて蚕部屋を温める暖房でした。

皆、安堵し笑い話となりました。




2025.4.1. ando.Y






























 
 
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