おわり
- 1月26日
- 読了時間: 2分
更新日:3月10日

前に「はじまり」というタイトルで書いた
築150年古民家リノベーションがついに完成しました。
150年前というと、明治時代になるので
建物も古く木造の軸組の接合部にも金物・釘が使われていないという
今では想像もつかない技術で丁寧に建てられた家。
そんな建物なので一筋縄でいかないであろうと
思っていましたが、
やはり現場で壁にぶち当たる事多々。
新築と違って、なかなか勝手が違い
物理的に最初に計画していた通りには進まないことが多く、
またいくらパース等で想像していても、
解体をした後にその場に立つと、
この梁が出てくるなら吹き抜けにした方が、とか
こうなるのであればここはこう見せた方が、とか。
いつもの新築とは違って、
リフォームは実際既にある建物に対してアプローチしていく分、
その場の判断が瞬時に求められ、
工事しながら変更したり決めたりすることが多くありました。
そんな中、私たちのああしたいこうしたいに
真摯に対応してくれた職人さん方には感謝です。
そんな現場の最中、
解体した際に出た古材に心奪われてしまい、
どうしても処分するのが心苦しく、
急遽それを利用して天井の仕上げに貼ったり、
古材を使って引戸建具を製作することに。
結果、それが空間に一番馴染み、
また皆の想いの詰まった特別なものになりました。
大工さんも水平垂直ではない柱梁に悪戦苦闘、
思考錯誤しながら、
確かな技術で取り組んで頂き、
工期が想像以上にかかってしまいましたが、
年末ぎりぎりにお引き渡しをすることが出来て、
なんとも感慨深いおわりを迎えました。
古民家の空間に、
モダンを組み合わせた何とも素敵な家、春頃撮影します!
2026.1.26. ando.Y


